2005年06月24日
リスケ
リスケジュールってご存じですか?
略してリスケということも多いです。
リスケとは借入金の返済スケジュールを変更することをいいます。
たとえば、当初の融資弁済スケジュールを変更して1年間元金返済を凍結してもらいその間は利息だけを支払っていくといったスケジュール調整を銀行に協力してもらって行うというものです。
こんなことをしてもらえるのなら、いうことはないという経営者は大勢おられるかもしれません。しかし、そんなに甘いものでもありません。
リスケによって元金返済を凍結してもらい、その分弁済期間が延長されるということになるかというとそうはいきません。
通常は、当初契約での弁済期間の終了日までの範囲で据置してもらった元金を弁済しなければなりません。その借入口の返済完了期間はリスケによって変わらないのです。
また、何度もリスケに銀行が応じてくれるかというとそうはいきません。1回リスケをしてしまうと2度目はないと思った方がいいのです。
しかも、弁済の据置期間は最長1年というのが普通です。それ以上の据置期間はないと思って下さい。
どんどんリスケを要求すればいいように書かれている本もありますが、リスケは金融機関から見れば事故です。
明らかに債権評価を下げることになり、リスケをしておいて追加融資を受けるなんてことは通常できなくなると思った方がいいのです。
そんなリスケでも検討しなければならないことがあります。
もはや高金利のノンバンク以外から追加融資を期待できず、資金的に糞詰まってしまった場合にはリスケを検討する余地があります。
リスケは1年間の元本返済額を追加融資してもらうのと実質的には同じことになります。しかも、交渉次第では折り返しよりも長期弁済のスケジュールに変更する余地があります。
折り返しを銀行に提示された場合には、いっそうのことリスケにしてしまった方がずっと楽になることがありえます。
また、リスケ対象融資に保証協会付けのものが含まれている場合、銀行だけではなく保証協会の協力も受けなければなりません。保証協会がNOといえばそれまでです。
実際上は特定行の分だけリスケして他行分はリスケしないというのは非常に難しくなります。リスケに応じた銀行だけリスクを被るというのはあり得ないと思うべきなのです。
融資残高が多額で複数の銀行から融資を受けている場合にはメインバンク主導でかなりの調整をしてもらわないとリスケは実現されない可能性が高いのです。
もちろん、リスケを行う以上、会社の状況を洗いざらいさらして、今後の事業改善方法などを計画書にまとめ交渉に望む必要があります。
リスケお願いします!
わかりました!
なんてことは絶対にありません。
借りた金云々系の本のように簡単にことが済むものではないと思って望んでいただきたいと思います。
以前は何度かリスケのために銀行まで同行したことがありましたが現在は1社もありません。幸せなことです。
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この記事へのコメント
つまり、利息だけ払ってバックレてるって奴のこと。
すごい解釈ですね・・・
当方もウェブサイトをなんとかしなければと焦っています。
なかなか良いつくりでええなあ


